◆アフターバーナーキットについて◆

GBAの液晶って暗くて見難いですよね。通勤時に電車の中で遊んでいるんですが、駅などの薄暗いところに差し掛かると、とたんに何が表示されているかわからなくなってしまいます。アクションゲームだと駅を抜けたら死んでいたなんてことも。
市販されている外付けのライトはどれもいまいちだし、任天堂もライト付きのGBAを出す気配も無いしで、結局、力生からアフターバーナーキットを購入しました。力生で購入するとGBA専用ドライバーもおまけについてきました。
12月18日追記
最近は国内でも取り扱っている業者が増えてきましたので、代引きで購入できるGAMEBANKやGames'ARK等の国内の業者から購入したほうが良いかもしれません。

■パッケージ

説明書と部品が入っています。
部品は
1.アフターバーナーライト
2.赤と黒のワイヤ
3.輝度調整用ダイアル
4.反射防止用フィルム
5.プラスチック板
6.抵抗
の6種類です。
説明書は16ページの立派なものです。当然ですが、全て英語でかかれています。

■取り付ける

説明書の手順に従って作業しました。具体的な手順は次のとおりです。番号は説明書の番号です。

1.裏ブタを取り外す

GBAの裏にあるネジをはずし、裏ブタを取りはずします。6本の特殊ネジと電池ボックス内のプラスネジ1本の計7本のネジをはずせば裏ブタは簡単に取り外せます。

2.基盤を取り外す

まずLRボタンと電源スイッチ、左右の白い部品を取り外します。次に基盤を止めているネジをはずし、基盤を取り外します。
説明書には基盤のネジは2本と書いてありますが、私の初期型GBAは3本のネジで止めてありました。新しいGBAでは2本になってるのかもしれませんネジは2本でした。
取り外した基盤は上部で液晶とつながっていますので、くるりと回転させてGBAの上に置いておきます。

3.各ボタンを取り外す

方向キーやABボタン、スタートボタンなどを取り外します。ゴム部品とプラスチック部品がありますので、両方とも取り外しておきます。

4.液晶を取り外す

キット付属の黒いプラスチック版で液晶を取り外します。液晶は前のパネルに両面テープで固定してありますので、説明書に書いてあるように液晶下部にプラスチック版を差し込み、両面テープごと液晶を取り外します。
このとき、プラスチック版を両面テープの下に押し込むような感じで強く差し込んでひねればうまくいきます。

5.両面テープと液晶保護カバーをはずす

まず、液晶を止めていた両面テープを取り外します。このゴム製の両面テープは後で再利用しますので、きれいにはがしてください。
次に前面ケースから液晶保護カバーを取り外します。前面に貼り付けてありますが、裏から強く押せばはがれます。

6.前面ケースを加工する

アフターバーナーライトを取り付けるため、前面ケースを削ります。ライトの形に合わせて液晶窓の下部を切り取り、出っ張りを削ります。
切り取りはケースの前後からカッターで切込みを入れて、ポキンと折るように力を入れれば簡単に切り取れると思います。出っ張りを削る時には彫刻刀があれば便利です。加工後はアフターバーナーライトがちゃんと入るか確認してください。
私は輝度調整用ダイアルをGBA下部に内蔵しましたので、このときケース下部にも切り込みを入れました。ケース下部は厚みがあり、簡単には削れませんので、半田ごてで溶かした後カッターで整形しました。
ケースの加工について

7.両面テープを加工する

液晶を止めていた両面テープの下部を切り取り、上部を前面ケースの元の位置に貼り付けます。
下部は捨ててもかまいません。私は輝度調整ダイアルの固定に再利用しました。
次に液晶保護カバーを元のように貼り付けます。

8.反射防止用フィルムの接着面を調べる

反射防止用フィルムは両側に保護シートがついていますので、角の部分を少しはがした反射防止用フィルムを液晶に押し付け、接着面を調べます。

9.反射防止用フィルムを貼り付ける

付属のプラスチック版を使って液晶に反射防止用フィルムを貼り付けます。液晶面のほこりなどはきれいに取り除いておいてください。
説明書では貼り付けたらもう一方の保護シートも剥がすと書いてあるけど、まだ剥がさなくてもいいです。

10.ワイヤの取りつけ

アフターバーナーライトに赤黒ワイヤをはんだ付けします。

11.基盤に抵抗をはんだ付けします

抵抗の足はそのままでは長すぎるので、説明書を見て適当な長さに切っておきます。

12.アフターバーナーライト取り付け

前面ケースの液晶保護カバーのほこりや指紋を取り除きます。次にアフターバーナーライト前面の保護シートをはがし、液晶保護カバーの裏から貼り付けます。ちゃんと貼り付けたら液晶に貼り付けた反射防止用フィルムの保護シートとアフターバーナーライトの液晶側の保護シートをはがし、液晶をアフターバーナーの上から元の位置に貼り付けます。

13.輝度調整ダイアルをつけない人は

赤ワイヤを抵抗に、黒ワイヤを基盤にはんだ付けします。はんだ付けが終わったら17へ進みます。

14.輝度調整ダイアルをつける人は

Rボタンの下に4箇所穴をあけて輝度調整ダイアルを差込み、はんだ付けしろと書いてありますが、内蔵することにしたのでこの作業はやっていません。

15.輝度調整ダイアルにワイヤをはんだ付けする

赤ワイヤを半分に切り、アフターバーナーライトにつながっているほうを2の足に、切り落としたほうを1の足にはんだ付けします。
私はGBA下部にダイアルを付けることにしましたので、アフターバーナーライト側に2/3を残してワイヤをカットし、それぞれを輝度調整ダイアルの足にはんだ付けしました。内蔵するので、輝度調整ダイアルの足は折り曲げておきます。

16.ワイアを基盤と抵抗にはんだ付けする。

輝度調整ダイアルから伸びている赤ワイヤを抵抗に、アフターバーナーライトから伸びている黒ワイヤを基盤にはんだ付けします。
次に、あまっている両面テープの下部を適当な大きさに切り、3枚重ねてGBA下部の輝度調整ダイアル取り付け部分に貼り付け、輝度調整ダイアルをGBA下部に貼り付けます。

17.各ボタンを取り付ける

方向キーやABボタン等を元のように取り付けます。取り付けたら基盤を元の位置に戻します。このとき、スピーカーをちゃんとはめこまないとうまく戻りません。

18.基盤を取り付ける

基盤をネジ止めし、分解の逆の手順でGBAを組み立てます。
輝度調整ダイアルが電池ケースと干渉しますが、ゴム製の両面テープなので、そのまま押さえつけるように裏ブタをネジ止めしてかまいません。
GBAの電源を入れ、ライトがつくことを確認すればアフターバーナーキットの組み込み完了です。

■感想

輝度調整ダイアルをつけないと明るすぎるので、輝度調整ダイアルはつけたほうがいいでしょう。
最初、明るいところではライトはいらないからON/OFFスイッチもつけようと思っていましたが、日光の下でもライトがあった方が画面がみやすいので、今のところON/OFFスイッチはつけていません。
購入するかどうか迷っていましたが、結果的には購入してよかったと思っています。
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